1-4.OracleXEアンインストール(Windows環境)

OracleXEのアンインストールにはインストール時に使った「setup.exe」を使います。

インストール時に使った「OracleXE112_Win32」フォルダ内の「DISK1」フォルダを開きます。
「DISK1」フォルダ内の「setup.exe」をダブルクリックします。

起動中のサービスはアンインストール時に自動で停止しますが、あらかじめ停止しておいても構いません。

準備画面が表示され準備作業を開始します。

OracleXEinstall1

メンテナンスオプション選択画面が表示されます。

OracleXEuninstall1

「削除」を選択し[次へ(N)]ボタンを押します。

OracleXEuninstall2

確認画面が表示されますので[はい(Y)]を押します。

OracleXEuninstall2-5

確認画面の後自動でサービスを停止して削除を開始し「セットアップステータス」画面に変わります。

OracleXEuninstall3

アンインストール画面に変わりアンインストールが開始します。

OracleXEuninstall4

「アンインストール完了」画面が出ればアンインストール完了です。
[完了(F)]ボタンを押し終了させます。

OracleXEuninstall5

これでアンインストールが完了しました。

アンインストール後もインストールフォルダが残ります。
今回は「c:¥oraclexe」が残っていましたので削除しました。

1-3.OracleXEインストール(Windows環境)」説明はこちらです。

次は「1-5.Application Expressでワークスペース作成(Windows環境)」を説明します。





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1-3.OracleXEインストール(Windows環境)

「カゴヤ・クラウド/VPS」にインストールする前にWindows環境へのOracleXEをインストールを確認します。

インストール手順は下記になります。
1、ダウンロードファイルの解凍
2、インストール
3、OracleXEの起動確認
4、OracleXEへの接続確認
5、ダウンロードファイルの削除

それではインストールを開始しましょう。

1、ダウンロードファイルの解凍

ダウンロードファイルをデスクトップに置き、解凍ソフトでファイルを解凍します。
今回はLhacaで「OracleXE112_Win32.zip」を解凍しました。

解凍されたフォルダはデスクトップに「OracleXE112_Win32」として作成されます。

2、インストール

解凍後の「OracleXE112_Win32」フォルダ内の「DISK1」フォルダを開きます。
「DISK1」フォルダ内の「setup.exe」をダブルクリックします。

準備画面が表示され自動でファイルを解凍します。

OracleXEinstall1

インストール・ウィザード画面が表示されるので[次へ(N)]ボタンを押します。

OracleXEinstall2

使用許諾画面が表示されるので、「○使用許諾条項に同意する(A)」を選択します。

OracleXEinstall3

[次へ(N)]ボタンが押せる状態になりますので押します。

OracleXEinstall4

「宛先場所を選択」画面が表示されますので宛先フォルダと空き容量を確認し、問題無い場合は[次へ(N)]ボタンを押します。

OracleXEinstall5

「データベース・ポートの指定」画面が出ますので[次へ(N)]ボタンを押します。
ポートはディフォルト表示のままで問題ありません。
私の環境では「8080」が既に使用されているため、「8081」が自動で選択されました。
変更した場合はポートの解放などセキュリティに関する設定変更が必要になりますので注意が必要です。

OracleXEinstall6

「データベース・パスワードの指定」画面が出ますのでパスワード入力後[次へ(N)]ボタンを押します。
ここで入力したパスワードはオラクルインスタンスに接続する時に必要になります。

OracleXEinstall7

「サマリー」画面が出ますので内容確認後、問題無ければ[インストール(I)]ボタンを押します。

OracleXEinstall8

「セットアップステータス」画面が出ますのでインストールが完了するまで待ちます。
私の環境では約10分かかりました。

OracleXEinstall9

「InstallShieldウィザード完了」画面が表示されればインストール完了です。
[完了]ボタンを押してインストールを完了させます。

OracleXEinstall10

3、OracleXEの起動確認

OracleXEのインスタンスはインストール後自動で起動状態になっています。
起動していない場合は「スタート」メニューから「すべてのプログラム」⇒「Oracle Database 11g Express Edition」⇒「データベースの起動」をクリックで起動します。

4、OracleXEへの接続確認

今回はOracleXEインスタンスへの接続確認を「SQLコマンドラインの実行」から行います。
「SQL Developer」や「A5Mk2」など便利な無償ツールも存在しますので、別の投稿で説明します。

「スタート」メニューから「すべてのプログラム」⇒「Oracle Database 11g Express Edition」⇒「SQLコマンドラインの実行」をクリックします。

コマンドライン画面が表示されます。

OracleXEsql1

「sys」ユーザーで接続します。
「conn」は「connect」の省略系です。

OracleXEsql2

「パスワードを入力して下さい」と表示されますのでインストール時設定したパスワードを入力します。

OracleXEsql3

「接続されました」と表示されたら無事接続成功です。

OracleXEsql4

select文などで問合せを行ってみます。
今回はオラクルのセッション数を数えてみたところ、無事25件と表示されました。

OracleXEsql5

コマンドライン画面を終了する時は「quit」と入力し[Enter]を押します。

OracleXEsql6

5、ダウンロードファイルの削除

インストール後「OracleXE112_Win32.zip」と「OracleXE112_Win32」は削除しても構いませんがアンインストール時や修復時に使いますのでどちらか一つは残しておく方がよいでしょう。

1-2.OracleXEインストール前準備」説明はこちらです。

次は「1-4.OracleXEアンインストール(Windows環境)」を説明します。





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1-2.OracleXEインストール前準備

OracleXEのインストールを行う前にインストール環境を確認します。

■Windows環境の場合

・システム・アーキテクチャ
 Intel (x86)

・オペレーティング・システム
 Microsoft Windows XP Professional
 Microsoft Windows Server 2003:すべてのEdition
 Microsoft Windows Server 2003 R2:すべてのEdition
 Microsoft Windows Server 2008:Standard、Enterprise、Datacenter、WebおよびFoundationエディション
                   (サーバー・コア・オプションは未サポート)
 Microsoft Windows 7:Professional、EnterpriseおよびUltimateエディション

・ネットワーク・プロトコル
 IPC
 名前付きパイプ
 SDP
 TCP/IP
 SSL付きTCP/IP

・ディスク領域
 最小1.5GB

・RAM
 最小256MB、推奨512MB

・Microsoft Windows Installer (MSI)
 MSIバージョン2.0以上(MSIは、Microsoft社のWebサイト「http://msdn.microsoft.com/」からダウンロード可能)
 

■Linux環境の場合

・オペレーティング・システム
 Oracle Enterprise Linux 4 Update 7
 Oracle Enterprise Linux 5 Update 2
 Red Hat Enterprise Linux 4 Update 7
 Red Hat Enterprise Linux 5 Update 2
 SUSE Linux Enterprise Server 10 SP2
 SUSE Linux Enterprise Server 11

・ネットワーク・プロトコル
 IPC
 Named Pipes
 SDP
 TCP/IP
 SSL付きTCP/IP

・ディスク領域
 最小1.5GB

・RAM
 最小256MB、推奨512MB

・パッケージ
 glibcは2.3.4-2.41以上
 makeは3.80以上
 binutilsは2.16.91.0.5以上
 gccは4.1.2以上
 libaioは0.3.104以上
 

1-1.OracleXEダウンロード」説明はこちらです。

次は「1-3.OracleXEインストール(Windows環境)」を説明します。





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1-1.OracleXEダウンロード

「Oracle Database 11g Express Edition(以下XE)」は「Oracle Database 11g リリース2 (11.2.0.2)」をベースにした無償データベースです。

オラクルの基本機能検証や資格取得勉強などに気楽に活用できます。もちろんビジネスユースで使う場合も問題ありません。

Amazon Web Services ではリレーショナルデータベースとしてOracleが標準装備がされていますが、「カゴヤ・クラウド/VPS」では標準装備されていません。
今回は「カゴヤ・クラウド/VPS」にXEをインストールしてみます。

無償ソフトウエアのXEには以下の制限事項がありますのでビジネスユース時にはデータ容量や性能について十分検討することをお勧めします。

・1CPUのみ対応(複数のCPUを搭載したサーバ上では1CPUのみ利用される)
・1サーバにつき、1バイナリのみインストール可。また1DBインスタンスのみ起動可能
・利用可能なユーザデータは11GByteまで
・利用可能なメモリ(RAM)は1GByteまで
・対応プラットフォームは、Windows(x86)およびLinux(x86_64)

ダウンロードするには「Oracle Technology Network(OTN)」の登録が必要です。
https://login.oracle.com/mysso/signon.jsp
からサインイン(ログイン)もしくはサインアップ(会員登録)を行います。

oracleXEaccount

サインアップ時は「Oracleプロファイルの作成」画面に必要事項を入力し[作成]ボタンを押します。

oracleXEprofile

「Oracleプロファイルの確認」画面で[次へ]ボタンを押すと登録したメールアドレスに「お客様のOracleプロファイルを確認してください」という件名のメールが届きます。
メール内に記述してある「アカウントの確認」リングにアクセスしサインアップが完了します。
(注意)「アカウントの確認」リンクは5日のみ有効です。

それではサインアップしたアカウントでサインインしてダウンロードを開始します。

サインイン後、下記URLからダウンロード画面を表示します。
http://www.oracle.com/technetwork/jp/products/express-edition/downloads/index.html

oracleXEdownload

「○ライセンスに同意する」を選択するとダウンロードリンクをクリック可能になります。

oracleXEdownload1

Windowsで利用する場合は
「Oracle Database Express Edition 11g Release 2 for Windows X32」
Linuxで利用する場合は
「Oracle Database Express Edition 11g Release 2 for Linux X64」
を選択します。

SQLで操作を行うツールが必要なので、「あわせてダウンロードしたいソフトウエア」の「Oeacle SQL Developer」もダウンロードしておきます。
「Oeacle SQL Developer」リンクを押すとプラットフォーム選択画面に変わります。

oracleXEseldeveloper

使いたいプラットフォームに対応したファイルをダウンロードします。

これで必要なファイルのダウンロードが完了しました。

次は「1-2.OracleXEインストール前準備」について説明を行います。





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3-7.Amazon EC2時刻を日本標準時に変更

Amazon EC2インスタンスの時刻を日本標準時に変更する方法です。
今回選択したOSのイメージは1Amazon Linuxでアメリカのリージョンです。
東京のリージョンを選ぶと日本標準時になっているかもしれません。

時刻変更するサーバにPuTTYで入りコマンドラインから作業を行います。

まずは、ローカル時刻ファイルをバックアップします。
# cp /etc/localtime /etc/localtime.20140114

次に日本標準時設定ファイルをローカル時刻ファイルにコピーします。
# cp /usr/share/zoneinfo/Japan /etc/localtime

OSの再起動など不要で、これで完了です。

dateコマンドで時刻確認してみる。

#date
Tue Jan 14 12:29:26 JST 2014

無事に日本標準時に変わっています。


←「3-6.Elastic IPとドメイン紐付け」はこちらです。

⇒次は「4-1.Amazon EC2にapacheインストール」を説明予定です。


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Amazon Web Services クラウドデザインパターン実装ガイド

Amazon Web Services クラウドデザインパターン 設計ガイド

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